思ったより良かったんだよね。もっと硬い金属的な音がするのかと思ったら、割と柔らかくてマイルドなのね。サスティンは絶対あるね。音がきれい。それと弦が長持ちするよね。死なないって意味だけど..。
弦が古くなっても、ハイの方は結構ごまかせるのよ。でもボトムが死んじゃうと目立つからね。あと、サドルにノッチが付かないから、アーミングも安心してできるんじゃない?サスティンがあるから遊べるしね。
僕は、サドルの質量は小さい方が絶対いいと思う。木の鳴りを素直に引き出せるのよ。大きいと金属の性格が出ちゃうのね。ブロックタイプのサドルとかね。ギブソンのギターで NASHVILLE タイプのブリッジより、ABR-1 の方がいい音がするのは、コマが小さいからじゃないかな..。微妙だけど。もう少し長い間使って試したいよ。友達にも勧める。 でも、これって錆びないんでしょ。おしいよねー。錆びるといい音するんだよねヴィンテージって。
2002/11/26 ディズコーポレーションにて。本人談
1985年から4年間。ニューヨーク・マンハッタン48丁目の RUDYS にて、鬼才John Suhrに師事。その後、ペンサ・サーのメインビルダーとして、パットメセニー、ビクターベイリー、リチャードボナー等の、ギターを手がけ、2000 年に来日。アトリエZのリペア&ビルドマスターとして活躍していたが、現在は、ニューヨークにて、自身のブランド、Mas Hino NYC を立ち上げ、Guitar & Bass の製作、リペア等に忙しい日々を送っている。