僕は普通ストラトのサドルを全てグラフテックに交換しています。理由は弦が切れにくくするため。グラフテックは少しトーンがこもるの知ってましたが正直あまり気にしていませんでした。
チタンのサドルのことは何年か前から NAMM Show で見たりして気にはなっていたのですが、なぜか僕はチタンというのは、ステンレスのようにブライト、金属音がするもんだと信じていました。で実際恐る恐るサドルを変えてみると、、、、 あら不思議?全然キンキンしない、でも今まで以上にハーモニックスとかきれいな響きがする。今までもったいないことした~って思いました。食べず嫌いやったんですね(笑)思い込みは良くない、すぐに実行!とは分かっていてもついつい、、、でもこんなに良くなるとは思いませんでした。
全体にブライトというより抜けがよくなりました。ほんとすぐにブライトになると思い込んでいましたが、トーンは以外にまろやかでバランスが良く低音も出るしハイも出る。以前エミネンスのスピーカ-の話もしましたが、これもスピーカーを変えたようによくギターが鳴るようになりました。SRVもモモセのストラトもライヴでもトーンがほんと良くなりました。335と他のストラトもサドルを変えます。なので今はギターをアンプに突っ込むだけで幸せです。
1965年 京都生まれ。3歳でギターを始める。ジェフ・ベック、ラリー・カールトン、アル・マッケイ、ジョー・パス、などに影響を受け、1987 バークリー音楽大学へ奨学金を得て入学する。1993 バークリー音学大学ギター科の講師になる。バークリー音楽大学ではプライベートレッスンをはじめ、ブルースファンクを教えるクラス 「パフォーマンス・スタイル」、その他にもアンサンブルのクラスも受け持つ。 日本国内でもギターマガジンのコラムをはじめ、数々の教則本、教則ビデオ等で、超多忙なインターナショナルギタリストである。